G1近松賞 4日目〜6日目(最終日)


・4日目
 予選最終日。
 ついに4日間の激しい予選バトルも終了。
5日目の準優勝戦進出メンバーが出揃った。
1.魚谷智之(兵庫)
2.吉川元浩(兵庫)
3.平尾崇典(岡山)
3.湯川浩司(大阪)
5.後藤浩(東京)
6.赤岩善生(愛知)
6.佐々木康幸(静岡)
8.坪井康晴(静岡)
8.村田修次(東京)
8.山本隆幸(兵庫)
11.瓜生正義(福岡)
11.濱野谷憲吾(東京)
13.滝沢芳行(埼玉)
14.森高一真(香川)
15.馬袋義則(兵庫)
15.勝野竜司(兵庫)
15.鎌田義(兵庫)
18.秋山広一(香川)

次点:寺田祥(山口)


 得点率1位2位に兵庫勢、そのほか兵庫勢が健闘し、大挙して準優進出を果たした。


・5日目
 どれも好カードとなった準優勝戦10,11,12R
10R
1.平尾崇典(岡山)
2.湯川浩司(大阪)
3.村田修次(東京)
4.山本隆幸(兵庫)
5.馬袋義則(兵庫)
6.勝野竜司(兵庫)
まずは第10R、
1,2号艇に人気が集まる中、地元兵庫勢が意地を見せた。
1マークを豪快に差しきり、5号艇の馬袋が1着、2着には人気の平尾が入った。
3連単万舟券11,820円。


11R
1.吉川元浩(兵庫)
2.後藤浩(東京)
3.坪井康晴(静岡)
4.瓜生正義(福岡)
5.森高一真(香川)
6.鎌田義(兵庫)

続いて第11R。
断然の一番人気を背負った1号艇吉川が難なく押し切り、1着。
2着には最終ターンマークで2番手を走る後藤を弾き飛ばし坪井康晴が入着。
しかしこれが不良航法となり、坪井は賞典除外
3着でゴールした鎌田義が繰り上がりで優勝戦進出を決めた。


12R
1.魚谷智之(兵庫)
2.赤岩善生(愛知)
3.佐々木康幸(静岡)
4.濱野谷憲吾(東京)
5.滝沢芳行(埼玉)
6.秋山広一(香川)

最後の準優勝戦第12R。
ここも断然人気を背負った1号艇、地元の魚谷が貫禄の逃げを披露。
2着には差し1本に絞っていた赤岩が順走し、2着確保。


これで優勝戦出場メンバーが全員で揃った。


・6日目 優勝戦

12R 優勝戦
1.魚谷智之(兵庫)
2.吉川元浩(兵庫)
3.馬袋義則(兵庫)
4.平尾崇典(岡山)
5.赤岩善生(愛知)
6.鎌田義(兵庫)

 以上の6名で争われる優勝戦
蓋を開けてみれば地元兵庫勢が4名優出。
地元水面でのG1での意地を見せ、また勢いのある兵庫勢の強さも
見せ付けている、そんな印象。


 コース取りから熾烈を極めた優勝戦
まず5号艇赤岩が回り込みを見せる、
しかし3号艇馬袋に阻まれた。
賞金王魚谷、決定戦覇者吉川の楽な進入を手助けした。
二人の雌雄を決する戦いを演出。
結局進入は、1・2・3・5・4・6
トップスタートは1号艇魚谷、1マークを先マイ。
吉川が2コースから渾身の差しを繰り出すも届かなかった。
3番手には6号艇鎌田、1周2マークで隊形はほぼかたまり、そのままゴールを迎えた。
地元兵庫勢が1・2・3フィニッシュに終わった。
そんな彼らを誰よりも知る千葉誠一氏の実況に思わず涙腺が緩みました。


「引いたモーター今ひとつ
、決していいシリーズでは
ありませんでしたが、
じっくりと魂込めて作り上げた
自慢のプロペラを信じ抜いて、
ただひたすらに本体整備、
その揺ぎ無き信念と執念で
見事に地元G1連覇を
成し遂げそうであります。
新年早々このあまりにも
たくましき強さに圧倒されます!
そして2日目最終レース発売中、
誰もいなくなった水面で
たった一人で試運転を繰り返す、
あの一途な直向な姿を見せ付けられますと、
今年もわれらが魚ちゃんはめちゃくちゃ
頑張ってくれるに違いない!
そう誰もが信じて疑いません!
地元周年嬉しい初制覇!
先頭1番魚谷優勝のゴールイン!」

 相変わらずいい実況をしてくれます・・・うるうる、ほろほろ・・・。
それにしても魚谷は強かった、その理由は実況に詰まってますね。
自分もそういわれるように頑張れるような人間になりたい、そう思いました。
ほんと、競艇はいいですなー・・・。


 というわけでようやく、6日間のレポ終了!!
いやー、結構疲れたw